「かけこみ110番・119番」
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1976年(昭和51年)に、静岡県を中心とした東海地域で大地震が「明日起きてもおかしくない!」という東海地震説が発表されました。それ以来、地震の観測体制が整えられ、静岡西部・駿河湾一帯を震源とする、マグニチュード8クラスの大規模地震にともなう強いゆれや、津波などの被害が広い範囲で起こる東海地震が予測されてきました。
2001年12月、政府の中央防災会議が東海地震の最終報告書をまとめました。それによると、従来の震源域よりも西(愛知県側)に大きく移動し、この結果、震度6弱以上が想定される地域として、愛知県では名古屋市や豊橋市など45もの市町村が含まれました。また、静岡県境に近いところでは、大きな被害が予測される震度6強も予測されています。
特に海沿いの地域では、地震の後に津波による2次災害のおそれがあります。被害が予想される地域では、強い揺れを感じたら、津波警報や津波注意報が出ていなくても、早めに高台などの安全な場所に避難しましょう。
つり下げられた物は大きく揺れ、かなりの恐怖感がある。棚にある食器類は音を立てる。
多くの人が、身の安全をはかろうとする。食器や本が棚から落ち、家具が動くことがある。
非常な恐怖感で多くの人が行動に支障を感じる。タンスなどの重い家具が倒れることがある。
立っていることがむずかしい。固定していない家具の多くが動いたり倒れる。耐震性の低い住宅は倒壊するものもある。
立っていられず、はわないと動けない。耐震性の高い住宅でもかなりの壁や柱などが壊れる。
「警戒宣言」とは
「2〜3日以内(または数時間以内)にマグニチュード8程度の大地震が発生し、愛知県内で震度6弱以上の地震の揺れに襲われる恐れがある」という警告で、気象庁の地震観測データに異常がみられた場合に発令されます。警戒宣言は、テレビやラジオなどの放送のほか、市役所・町村役場のスピーカーやサイレン・広報車などからも伝えられます。
まず第1に、火の始末をしましょう。その上で、津波・山崩れ・崖崩れのおそれがある危険予想地域から速やかに避難してください。その他の地域では、家の内外の安全なところで地震発生に備えましょう。
警戒宣言発令時の計画は、学校ごとに個別に作成されます。日頃から学校と連絡を取り合ってしっかり確認しておきましょう。
使用できるが、できるだけ使わない。
使用できる。(使用するときはガス器具から離れない)
使用できるが、水はふだんからためておく。
できるだけ使わない。(話はなるべく短くする)通話する人が爆発的に増えると通話規制がとられる。
付近の安全なところまで走行し、運行は中止される。
最寄りの安全な駅に停車し、運行は中止される。
避難路及び緊急輸送路確保のため交通規制がされる。
できる限り営業を続ける。
原則として営業停止。
原則として営業停止。(一部のATMは使用可能)
外来診療中止。
閉校・閉園。生徒・園児は原則としてすぐ帰す(集団下校)か保護者に引き渡す。
※平成14年4月指定地域
名古屋市、豊橋市、岡崎市、半田市、豊川市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、常滑市、新城市、東海市、大府市、知多市、知立市、高浜市、豊明市、津島市、日進市、東郷町、長久手町、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町、一色町、吉良町、幡豆町、幸田町、額田町、三好町、設楽町、東栄町、津具村、鳳来町、作手村、音羽町、一宮町、小坂井町、御津町、田原町、赤羽根町、渥美町、八開村、立田村、佐織町、佐屋町、七宝町、美和町、甚目寺町、大治町、蟹江町、十四山村、飛島村、弥富町
掲載記事出展元:緊急!地震防災ガイド 愛知県防災局防災課
http://www.pref.aichi.jp/bousai/katei/index.html
愛知県石油商業組合 愛知県名古屋市中区正木3-2-70 石油会館 TEL(052) 322-1550 FAX(052) 322-5080